悪徳業者の特徴
Appleギフトカード買取は、お金を扱うサービスであるという点において、キャッシングやカードローン、その他の現金化などと共通している面を持ちます。
お金を扱うサービスであり、それを提供する業者と利用者という関係がある以上、やはり一つの問題が懸念されます。
それが「悪徳業者」の存在です。
少しでも早く、なるべく損をしないようにとお金を求めている方は、どうしてもその焦りから正常な判断能力を失ってしまうことがあります。
悪徳業者はそういった隙を突いてくる困った存在です。
Appleギフトカード買取においても、数は多くないですが悪質な業者は存在します。
当然そういった業者を選んでしまえば大幅に損するだけでなく、後の生活に支障が出る可能性さえあります。
そうならないためにも、悪徳業者を見抜けるよう、特徴をあらかじめ知っておきましょう。
悪徳業者の特徴
- 相場を逸脱した高い換金率
- 適用条件が不明なキャンペーン
- 受付窓口の電話番号が携帯
- 古物商許可番号の提示なし
- 身分証による本人確認がない
相場を逸脱した高い換金率
まず、換金率に目を向けたとき、あきらかに相場を逸脱して高い数字が提示されているところには要注意です。
間違っても真に受けてしまわないように注意しましょう。
Appleギフトカード | Amazonギフト券 | GooglePlayカード | |
---|---|---|---|
換金率相場 | 86~93% | 83~86% | 78~83% |
換金率相場について詳しく解説したページでも紹介しておりますが、主要ギフト券の相場はおおよそこれくらいです。
この相場を明らかに上回っている数字を提示しているのは、悪質な誇大表示である可能性大です。
当然ながらそんな現実離れした換金率での取引が行われることもありません。
適用条件が不明なキャンペーン
いまなら換金率大幅アップ!
たしかに本当なら魅力的です。しかし、ホームページ上にこのようなキャンペーン情報が書かれていても、それを鵜呑みにするのはまだ早いです。
具体的な適用条件などが書かれていなければ、申し込みの段階で無理難題を言われてうやむやにされるだけでしょう。
この手の現金化や買取はいままで何度も利用してきましたけど、キャンペーンとか本当にやってくれたところは、正直ないです!笑
ないものと思っておいた方がいいですね!
受付窓口の電話番号が携帯
受付電話番号にも注目です。
安心して利用できる業者なら固定電話、もしくはフリーダイヤルになっているはずです。特にフリーダイヤルのとこなら、電話代も心配しなくてよいですし、より安心でしょう。
逆に、090や050から始まる携帯電話番号のところは、絶対に避けるべきです。
事務所を構えずに個人でやっているもぐりの業者で、万が一なにかあればすぐに逃げられるようにしている可能性も高いからです。
古物商許可番号の提示なし
Appleギフトカード買取は中古品売買ですので、ほとんどの業者が公式ホームページ上で古物商許可番号を明示しています。
会社概要や運営者情報、といったページに行けば確認ができるはずです。利用者が確認できるようにはっきりと明示することは、法律で定められた義務です。
つまり、古物商許可番号が確認できない業者は法令違反、それ以前に許可を取っていない違法業者である可能性が高い、ということになります。
身分証による本人確認がない
古物営業法で定められている通り、Appleギフトカード買取のような中古品売買を行う際には、本人確認を行わなければなりません。
これは、万が一盗品などが売買された際にスムーズな捜査を行うため以外に、その手の犯罪の予防のため、という意味合いもあります。
本人確認が省けるのは、一見Appleギフトカード買取の利用者からすれば面倒な手間が省けるメリットのようにも思えます。
しかし、本人確認が行われない時点で相手は悪徳業者である可能性が一気に高まるため、要注意です。
悪徳業者による騙しの手口
万が一悪徳業者を利用してしまうと、どのようなことが起きるのでしょうか。
実際に想定される被害やその手口についても確認しておきましょう。
後出しの手数料
相場を逸脱した換金率に注意、というお話をしました。
悪徳業者は高い換金率で利用者を釣り、申し込みをしてきた後になって様々な名目で手数料を持ち出してきます。
- 消費税
- 振込手数料
これくらいならまだわかるのですが、
- 事務手数料
など業者側のさじ加減でいくらでも変わるような手数料を持ち出してきて、思い切り搾取しようとしてきます。
中には、誰も読まないような利用規約の中に小さくそういった旨を記載し、あたかも利用者がそれを了承した上で手続きを進めていた、という主張をしてくることも。
同じ手口でキャンセル時の違約金を請求してくるパターンもあります。
決済だけさせて振り込まない
手数料で振込金の大幅な減額をしてくるだけならまだマシかもしれません。
悪質極まりない本物の詐欺業者は、Appleギフトカードのコードだけを受け取り、振込をせずに逃げるなんてことも平気でしてきます。
もちろんそんな業者は古物商の許可も取っていなければ電話も飛ばしの携帯かなにか。取り返そうにも連絡はつかないので、泣き寝入りするしかありません。
対策を知っておけば怖くない
ここまで悪徳業者の特徴やその手口について解説してきましたが、あくまでごく一部そういった不届き者が混ざっているという話であり、Appleギフトカード買取自体が危険、という訳ではありません。
悪徳業者による被害に遭わないようにするポイントはいたってシンプル。とにかく特徴に一つでも当てはまる要素があれば避ける、ということだけです。これで回避は簡単にできます。
お金に困って焦っているときには、そういった冷静な判断能力を失いがちなだけに、あらかじめ利用する業者に目星をつけておくのも良いでしょう。