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意外と損?Appleギフトカードセルフ現金化のメリットとデメリット

Appleギフトカードを自分で売って現金化する方法とリスクをご紹介します。意外と換金率で損をしたり、スピードが遅かったりといったデメリットが多いので、セルフ現金化を検討している方はご注意ください。

業者を通さずにAppleギフトカードを売る

セルフ現金化に潜むリスクとは…!
泣き顔の筆者

買取業者を使わないで自分で売ることもできます。しかしその方法はおすすめできません…

Appleギフトカードを、買取専門業者を通さずに売れば手数料などがかからない分お得になるのでは?
そう考える方は一定数いるでしょう。せっかく売るなら少しでも高く買い取ってもらって、現金を多く残したい、そう考えるのは当然のことです。

実際に業者を通さずに売却することは可能ではありますが、そこにはあまり知られていないリスクも潜んでいます。
セルフ現金化をする手順や、リスクについてまとめました。

セルフ現金化の方法

業者を通さずにAppleギフトカードを売却する場合、方法は主に以下の5つになります。

  1. オークションサイトに出品
  2. ギフト券の買取サイトへの出品
  3. 知り合いに売却
  4. SNSで買いたい人を探して取引する
  5. 商品を購入→売却
オークションサイトに出品

オークションサイトは大手が運営するものがいくつかありますが、その中でもヤフオク!ならばAppleギフトカードの出品も可能です。(メルカリなど比較的新しいフリマサイトでは、電子ギフト券の出品は禁止されています。)

ヤフオクから出品したAppleギフトカードが売れたら、落札者に取引ナビ内のメッセージにてギフトコードを送るだけで完了します。梱包の手間や送料などがかからないので、比較的簡単です。
ただし、落札額に対して10%程度のシステム手数料が差し引かれるため、思ったよりも現金収入は少なくなりがちです。

ギフト券の買取サイトへの出品

AppleギフトカードやAmazonギフト券をはじめとする、さまざまな電子ギフト券を専門に取り扱う売買サイトで売りに出す、という方法もあります。
電子ギフト券を「売りたい人」と「買いたい人」をマッチングさせる場を提供しているサイト、というイメージです。

Appleギフトカードの買取相場は95%程度とかなり高いのですが、出品する際や売れた後に現金として出金する際に手数料が発生するため、一度にまとまった金額の取引をしないと結局実質の換金率は低くなってしまいます。

知り合いに売却

知り合いに安くAppleギフトカードを買いたい、という人がいれば、直接売るのも一つの方法となります。
運よく売れる相手が見つかりさえすれば、売り手は楽に高く売れますし、買い手としても定価よりも安く買えるため、どちらにもメリットがあります。

ただし、自分が現金も求めているタイミングで都合よく買い手が見つかる可能性は低いですし、無理に売りつけようとすれば人間関係にも影響します。
あまり現実的な方法とは言えないでしょう。

SNSで買いたい人を探して取引する

TwitterなどでAppleギフトカードを安く買いたい人を募り、取引するというのも一つの手段です。
ただし、この方法は詐欺に遭う危険性が他に比べて圧倒的に高くなります。

匿名アカウントの個人との直接のやりとりになるため、万が一ギフトコードを送った後にお金が支払われない、といったことが起きたとしても誰も責任を取ってくれません。
売却先は比較的すぐに見つかるかもしれませんが、おすすめの方法とは言えないでしょう。

商品を購入→売却

Appleギフトカードは、Apple社の製品購入にも使うことができます。iPhoneやiPadなどを購入し、これを売却することで現金化が可能です。
Apple製品を購入するには、全国のAppleストアもしくは公式サイトを経由する必要があります。

確実に購入はできますし、それなりの割で売れる安定した人気の商品です。
しかし購入から手元に商品が届くまでに時間がかかること、そして売却するためにまたフリマアプリやオークションサイトを通じてやりとりする必要があることなど、現金化するまでにかなりの手間がかることが懸念材料となりそうです。

セルフ現金化のリスク

リスクを訴える男性

自分自身でAppleギフトカードの売却ができるものの、いずれの方法も懸念材料はあることがわかりました。そして、その他にも知っておくべきリスクがあります。
セルフ現金化をおすすめしない理由の本質部分に迫ります。

そもそも換金率面でかなり損をする

業者を通さずに換金することを考えるのは、「少しでも手元に現金を残したい」という心理から来るものです。
業者に手数料を抜かれない分、現金が残りやすいだろう、という考えです。

しかし、これがそもそもの間違いで、買取専門業者を通さずにAppleギフトカードの売却をしようとすると、逆に損をしてしまう場合がほとんどです。
購入商品やその売却先の選定、送料など諸々の経費や手間を考慮すると、むしろ大幅な損となります。

現金を得るまでに時間がかかる

現金が手に入るまでにかかる時間も、段違いに業者を通じた方が早いです。
Appleギフトカード買取の専門業者は、どこも即日振込が基本となっています。
申し込みから振込までにかかる時間は、初回でも15分程度というところがほとんどでしょう。

対して、自分自身でやるとなると、その方法にもよりますが当日中が厳しくなることもあります。
それどころか、うまく売却先が見つからなければ結局現金化ができないで終わってしまうことすらありえます。
早く売却したいがために妥協して安く売る、なんてことになっても本末転倒です。

規約違反が発覚する恐れ

そして最大のリスクが「規約違反が発覚する」可能性です。
現金化をするために大量のAppleギフトカードを購入、ということを繰り返していると、購入のために使用したクレジットカード会社から目を付けられる可能性があります。
調査の結果、現金化目的で使用していることが発覚すれば、規約違反によるペナルティは免れないでしょう。

そうなれば、クレジットカードの利用停止はもちろんのこと、その時点での残債の即時返済を求められることになります。
結果として、より苦しい状況を招いてしまうことにもなりかねません。
結論としては、買取専門業者を通さずにやるセルフ現金化にはメリットが一切ない、ということになります。優良な買取業者を探すことに注力しましょう。